地元映画『スカブロ』で主役「龍助」を演じる!


俳優

窪塚 俊介 さん(52期)

 

1月中旬に、汐入の横須賀テラスにて窪塚俊介さんの取材をした。昨年3月に入籍し、11月の自分の誕生日に式を 挙げたばかりという俊介さんは、取材中終始とても気さくに受け答えしてくれて、さわやかな印象だった。 取材を終えた後、横須賀港バックに会報86号の表紙写真を撮影した。ここに掲載されている写真は、「スカブロ」の 中心となったどぶ板通りを背景にしての写真。

○横須賀発映画「スカブロ」

 “横須賀を舞台に、監督も俳優もエキストラもみんな横須賀で作っちゃおう”という映画『スカブロ』(*)で、窪塚俊介 さんは主役「海野龍助」を演じた。「スカブロ」はどぶ板通で便利屋をしている海野龍助が、弟と一緒に横須賀の各地 を舞台にナオミの母親探しをする物語。

 *「スカブロ」は11月に撮影をおこない、6月初旬より横須賀HUMAXシネマズで先行上映されることが 決まった。1月28日の朋友会新年懇親会では矢城潤一監督(32期)と32期応援団のトークがあり、終了後、 ロビーにて特別優待チケットの販売も行った。

○兄弟だからこそできた

 「スカブロ」の弟役の虎太は弟のレゲエミュージシャンRUEED (窪塚亮介さん 59期)。まさか一緒にやるとは思わ なかった。兄弟だからこそできたと思う。弟も含め、先輩とか周りを巻き込んでいるから、いつもと違って、独特な緊 張感があった。そして、なんと言っても、生まれ育った横須賀で、ゆかりの人が集まって、常に共通性があるところが 良かった。撮影中は兄弟で実家に泊まって、ごはんを食べて、夜中にセリフ練習して、兄弟一緒に演技してと、一味違 う撮影だったと思う。兄(窪塚洋介さん 50期)も出演して、本当に貴重な経験だった。

○役者の道に進んで

 役者の道に進もうと決心したのは、アメリカ留学中。慶応大学4年生の時にカリフォルニアの学校に留学した。当 時は就活から逃れてアメリカに逃げたような感じだったけれど、「アメリカでやっていくには、英語ができるだけでは だめ。目的がないといけない」と切実に感じた。もともと映画が大好きで、字幕なしで見たいと思っていたことも役者 になることを決心した理由のひとつ。尊敬する大師匠は、今夏公開予定『花筐』でも一緒の大林宜彦監督。大林監督 は人としてとても温かい。感受性が美しい。これからの俳優人生では、「役の振り幅を広げたい」と思っている。明るい役でもその中に振り幅があれば、暗い役にも幅ができる。

○生まれ変わっても横高がいい

 高校時代はバレーボール部に夢中で、キャプテンをやっていた。横高はいい意味でプライドが高く、要領がいい。 先生も生徒も自由でよかった。クロカンや水泳も懐かしい。みんな切り替えが上手だったと思う。生まれ変わっても 横高がいいな。


○横高生へのメッセージ

 取材では、アメリカの映画産業、演技で気を付けていること、脚本、映画、テレビ、舞台について、いろいろと語っ てくれた。「いっぱい考えて、自分の意志を持ってほしい。そして、知ったかぶりをしない方がいいかな」と横高生にメッセージを寄せた。(34期 大竹英恵 記)